雇われ感覚の人や向上心が無い人は要らない

By b_kimura,

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人材というのは企業で最も悩ませる要素であり、それは大体どこでも同じのようです。そこで今回は、人材に関するエントリーです。「こんな人はイイ」「こんな人はキツイ」という人物像をなるべく具体的に挙げてみたいと思います。

向上心がある人、向上心がない人

会社の発展には「教育が大事」という一般論。これに対しては何の反論も無いですが、付け加えたい事が1点。「伸びる人と伸びない人」というのは全然違うということです。

伸びる人は、教育なんてしなくても勝手に伸びます。伸びない人は、どんなに教育の機会を設けても全然伸びません。

向上心がある人

向上心がある人は、自分で勉強の日をつくり実費で本を買ったり、セミナーに行ったりし、自分で学習します。(会社が「実費で勉強すること」を評価するとそれはややこしいブラック企業問題になりますが、それを評価しなくても結果的に知識・スキルに差が出てきます。)

仕事の中でも、現実的で少し頑張れば出来るレベルの目標を設定し、業務と学習を同時に行います。わからないことがあった場合も、まずは自分で考えたり、調べたり、チャレンジしてみたりします。それでもわからないことがあれば上司や先輩に聞くことになりますが、「何がわからないか」「このやり方ではできなかった」等のポイントが事前につかめているので、「教えてもらう」ということがスムーズです。

向上心がない人

向上心がない人は、会社の負担による「強制参加または半強制的な研修」が、主な学ぶ機会となるのですが、課題意識がないため、やはりなかなか習得に至りません。仕事の中でも、「忙しい」「費用が少ない」「納期が短い」等の理由を用意して、自分のスキルを向上させるようなチャレンジはせず、処理に徹します。したがって、なかなかスキルアップしていきません。少し作業が速くなるくらいです。

わからないことがあった場合は、すぐに上司や先輩に聞くことで、とりあえずの業務達成はできるのですが、次に同じ課題にあたった場合、しっかりとその業務の習得が出来てないので、また同じ質問をすることになります。

どっちのタイプの人が重宝されるか、必要とされるか、そんなこと言うまでもありません。それぞれのタイプが、現在20代だとして、30代、40代になった時どうなってるか、想像して比較すると、大きな差が出ているであろうことは誰にでも容易に想像できます。

信頼を築く人と信頼を損なう人

超大手企業のサービスなら、顧客もいち担当者のことをあまり気にしませんが、多くの中小企業にとっては「担当者」が会社の顔であり、顧客にとっては「担当者=会社」です。会社は、顧客がいなければ成り立たないので、顧客というのは最も大事な宝物です。大事なのは、ヒト・モノ・カネ・情報とか言いますが、それは顧客を獲得するために大事なものです。

「担当者」には、その顧客からの信頼をさらに高める人と信頼を損なう人がいます。

信頼を高める人

・提案が出来る人
・顧客目線で考える人
・顧客のために自分の時間を積極的に使う人
・顧客の課題を整理できる人

ビジネスでは、大体の場合、「担当者」vs「顧客」という形で始まりますが、信頼を高める人は「担当者&顧客」vs「課題」という図式をつくります。

信頼を損なう人、ガッカリされる人

・何度もミスをする人
・雑な人
・自分の利益、作業量、負担量ばっかり考える人
・安請負して後から出来ないという人
・自社のルールに縛られてる人

色々あると思いますが、こんな感じでしょうか。これらは友達関係でも一緒だと思います。

相談した時に、自分と同じ目線で解決策を探ってくれる人は頼もしいし、自分のために時間を費やしてくれる人は、とてもありがたいなぁと思います。けど、自分のことばかり考える人や、やっつけな人、一緒に決めたことや頼んだことをおざなりにする人は、嫌な感じがします。

自分が会社をつくっているという意識がある人と無い人

経営者感覚というのは、そりゃあ経営者をやってみないとわからないし、経営の規模によっても全然違うと思います。けれども、「経営者やったことないんで、経営者感覚の習得は諦めよう」という程、経営者感覚の習得は、重要度が低くありません。

「会社」で考えると小難しいイメージがありますが、要は人の集まりです。

経営者感覚については、前も書いたことあるので、こちら参照
経営者感覚とは

経費に関して、事業内容に対して、顧客に対して、日常のやり取りの中で、その人間が、経営者感覚を持っているか、雇われ感覚で仕事をしているのかは、経営者ならすぐにわかります。口先だけ「経営者感覚もってます」と言っても多分すぐばれます。

雇われ感覚は別に悪いことではないし、咎められるものではありませんが、経営者感覚を持っている人、何となくでも理解している人の方が会社にとっては有難いという事実があります。また、個人的にも会社にとって重要な仕事は、経営者感覚の人と一緒にしたいなぁという希望がありますし、どんな企業もそうだと思います。多くの人にとって経営者感覚というのは、キャリアアップしていくには重要な要素だと思います。

好循環を作れる人、悪循環を作ってしまう人

出来る人はずっと出来るし、出来ない人はずっと出来ない。営業成績が良い人はずっと良いし、悪い人はずっと悪い。(まったくの新人は別です)

腐ってる人が返り咲いた、みたいな場面に遭遇したことは未だかつてありません。ダメな人はずっと上司に詰めらているイメージがあります。

ポイントは、循環とクセじゃないでしょうか。

好循環を作る人

負けず嫌いで前向きな努力家タイプの人は、好循環を生み出しやすいように感じます。いい意味で自尊心が高いため、失敗や未達成を極端に嫌がります。

出来ないことが嫌なので、人一倍努力し、「有能な人」という位置づけを死守します。プライドを傷つけられる程に叱られた場合、注意された場合も、見返してやろうと頑張ります。

誰にも負けない程の努力をしているため、当然、成長も早いです。

悪循環を作ってしまう人

失敗した時、目標を達成できなかった時、反省して早期に改善を試みなければ、失敗する癖、未達成の癖がついてしまいます。

すぐに改善しなかったり、諦めてしまうと、それはクセになります。「出来ない人」は、怒られる癖、目標を達成できない癖、諦める癖、ダラダラ仕事する癖、仕事してるフリをする癖がついてしまっています。悪循環、負のスパイラルです。

悪い意味で自尊心が高いため、注意されたり、指摘を受けても素直に受け入れる事ができません。

もしも最悪の状態になった場合、その人材は企業にとっては「いなくてもいい」から「辞めた方がいい」となります。在籍してるだけでも人件費かかるため赤字社員になります。

雇われ感覚の人や向上心が無い人は要らない

色々とこんな人はイイ、こんな人はキツイという具体的な人物像を書かせていただきました。参考になりましたでしょうか。

経営者感覚を持とうと努力し、向上心を持ち、顧客を大事にし、良い循環をつくるよう努めている人になれたら最強だと思います。今すぐは無理でも、そんな人柄を目指すことに損は無いと思います。