Googleアナリティクスの「キーワード」配置変更、検索とソーシャル、再訪・戻り客の関係性

By b_kimura,

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Googleアナリティクス・キーワードが無い

Googleアナリティクスの「キーワード」が無い!消えた!と思ったら、場所が変わっていました。

Googleアナリティクスの「キーワード」が無い!と思ったら場所変更。キーワード検索よりもソーシャルが上

「ソーシャル」よりも下なんですね。何故でしょうか。

現在の「オーガニック検索」は、キーワードを確認しようにも「not provided(検索ユーザーのプライバシーの保護)」ばっかで使い物にならんでしょ?ということでしょうか。

去年からGoogleのSSL適用デフォルト化とか何とかかんとかで、さらに「not provided」増えましたもんね。

それとも、現在は「オーガニック検索」よりも「ソーシャル」の方が現在は流入のメインだからでしょうか。

まぁ配置変更の理由はさておき、現状、明らかにユーザーのWebサイト訪問スタイルが変化してきていますよね。新規流入に関しては、確実にソーシャルメディアからの流入がメインです。

「ソーシャル」で発見、「検索」で再訪

ソーシャルがメインであることは間違いないですが、「検索」の価値が減少というわけではありません。
流入数は減ってますけどね。価値は減ってません。

下記は、現在増えつつある、ユーザーのWebサイト訪問プロセスです。

サイト訪問1度目 ①ソーシャルメディア経由で訪問
サイト訪問2度目 ②キーワード検索で訪問

つまり、これまで「新規訪問」で使われていた「検索」が、「再訪」で使われることが多くなっているんですね。
ちなみにですが、Google検索は、ユーザーが開いたページを記憶し、以降、開いたことのあるページは検索結果に表示されやすくなります。

それでは、このWebサイトへの訪問プロセスを、もう少し詳しく、形式立てて考えてみましょう。

最も一般的な消費者の購買プロセスは、
① Attention(注意)
② Interest(関心)
③ Desire(欲求)
④ Memory(記憶)
⑤ Action(行動)
ですね。AIDMAの法則です。

このAIDMAモデルに当てはめた場合、現在、増えつつあるプロセスは、次のようなイメージです。

① Attention(注意)・・・ソーシャル
② Interest(関心)・・・ソーシャル、Webサイト
③ Desire(欲求)・・・Webサイト
④ Memory(記憶)・・・Webサイト
⑤ Action(行動)・・・検索でWebサイト再訪、アクション(購入、申込み等)

自分自身もTwitterやfacebook等で見つけた商品を、数日後、「買おう」と思って検索で探すことが増えてきています。

仕事で役立ちそうな情報なんかはツイートをお気に入り登録したり、evernoteやpocketを利用する等、後で探せるようにしておくかもしれませんが、買い物・趣味的なものは、そこまでする人は少ないかもしれません。

そして現在、ソーシャル・メディアの機能向上や、利用者の増加、リテラシー向上に伴い、ソーシャル・メディア上で有益な情報が取得しやすくなっています。

今後ますます各SNSの機能改善は進み、私達もよりよい使い方を開発していくでしょう。

やはり、ソーシャルで発見後、検索で再訪という流れを意識した取り組みには十分に気を遣う必要がありそうです。

再訪の鍵を握る「Memory(記憶」

即買いできるというインターネットのメリットの影に隠れ、「Motive(動機)」に置き換えられたり、AISASモデル(Attention:注意、Interest:関心、Search:検索、Action:購買、Share:共有)ではもはや戦力外通告を受けていた「④ Memory(記憶)」の要素ですね。

記憶してもらう施策を強化しましょう。ネットショップの商品ページ、ランディングページはもちろん、いわゆるコンテンツマーケティングを意識したブログ記事の中にも必要です。

定期配信するコンテンツを気に入って、ファンになってもらう、ツイッターをフォローしてもらう、FBページに「いいね」押して貰う、そういう施策も大切です。けどそれだけじゃ見込み客を逃してしまうかもしれないということです。何にでも「いいね」する人や、SNSは利用しているけど「いいね」は押さないという人も多いのです。

「今度買おうと思ってたアレなんだっけな」「よし買おう!けど、なんていう商品だっけな」という人をしっかり獲得しましょう。

具体的な再訪の施策

ここでは、具体的な施策例を挙げてみたいと思います。

フッター

ネットショップの商品ページ、ランディングページ、コンテンツマーケティングにおけるブログ記事、全てに共通して一番に挙げられます施策が、フッターの工夫です。

既に有名人・有名企業出ない限り、「そんじゃーね」でページが終わるのはやめましょう。
シンプルな紹介に留まらず、印象に残る固定フッターを準備するといいと思います。

記憶に残るワード検討と、必要ならLPの準備

会社名、店舗名、商品名がユニークなら良いのですが、そうでない場合は、なにかしら記憶に残るワードを生み出したいところです。

商品名を変更するには手間がかかりますが、ユニークなタイトルのLP(ランディングページ)またはブログ記事を準備することは比較的容易であるはずです。

それができれば、「○○のことなら、『XXX』で検索」と大きく書いておくだけでも随分違ってきます。
ベタなやり方ですが効果アリです。

検索を意識した再訪施策にチャレンジ

Webマーケティングを本格的に取り組むにあたり、実施しないといけないことは沢山あります。
何が最優先課題はその時々によって異なりますが、再訪・戻り客施策は、今は重要でなくても、後に重要になる場合が多いと思います。

この機会にぜひ一度、検討してみてください。
「ソーシャル経由で初訪問」→「検索で再訪」という流れは今後さらに増えていきます。