Windows XPのシェア46%!?個人情報保護法違反かも

By b_kimura,

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WindowsXPと個人情報保護法

Windows XPのサポート終了が4月9日に迫る中、3月上旬の時点で大阪の企業の多くはいまだにXPを使っている──大阪信用金庫の調査でそんな結果が出た。

調査は3月上旬、同信金の取引先1277社(大阪府内、兵庫県尼崎市内)に対して実施した。XPの利用企業は全体の46.0%(537社)におよび、そのうち53.5%は「今後もこのままXPを使う」と回答したという。

XPを使い続ける理由のトップは「XPで不自由しない」(64.4%)で、以下「XP対応ソフトを使っている」(19.3%)、「買い替える資金がない」(13.3%)と続いた。

2014/3/25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140325-00000094-zdn_n-sci

調査結果は、大阪府内、兵庫県尼崎市のものですが、全国でもこんな感じじゃないかなと思います。

実際未だに、Web制作の現場では、クライアント様より「XPのIE7では見れません」なんていう声も聞きますし、Webサイトのアクセス解析結果でもIE6〜8はご健在です。

中小企業はもちろん、大手企業でも未だにXP稼働中です。業務用システム(基幹システム、社内情報共有システム等)がWindowsXP基準で構築されていることが原因のようですね。PCは全員分買い替えることが出来てもソフトウェアの買い替え(または構築)が足かせになっているようです。

個人情報保護法・コンプライアンスの観点でいうと買換必須?

これまでは、「XPだとWebサイトのレイアウトが崩れている時があるよね」(WindowsXPではIE9以降が利用できません)というくらいのデメリットでしたが、今後、WindowsXP利用によるデメリットはその程度では済みません。

サポートが終了するOSを使い続けるということは、PCのウイルス感染、不正アクセスを歓迎することになります。

個人情報保護法の大原則は、事業主が顧客情報・従業員情報等の個人情報を適切に管理することですので、事業主である企業がXPを利用し続けるというのは、その義務を放棄しているとも捉えられかねません。

個人情報保護法の違反罰則は「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」ですが、それよりも民事訴訟や信用の低下という事態が企業にとっては大打撃であるはずです。

WindowsXPを利用し続けることが個人情報保護法の違反に当たるかは実際のところまだ分かりませんが、漏洩等が起きてしまった時にXPを利用していることが発覚すると、それはもう世間からの大バッシング間違い無しです。

個人情報保護法の解説 : 違反時の罰則

こちら、「個人情報保護法対策室 : 個人情報保護法の解説 : 違反時の罰則」というページから引っ張って参りました。
http://www.nec-nexs.com/privacy/explanation/penalty.html

システム自体もアップデートすべき

OSのバージョンアップに対応できないシステムというのは、大体の場合、自社内にサーバーを置いているタイプです。はっきり言うと、その方法は古く、多くの企業にとって不適合であり、上手にITを利用出来ているとは言えない状態です。

今日、自社にサーバーを置くメリットはほぼありません。Web上のサーバーの方が安く、大容量でかつ安全です。拡張性も高く、様々なメリットがあります。

WindowsXPでなければ動かないソフトを利用している場合には、この機会にシステムの再構築を検討してみてはいかがでしょうか。もちろんある程度の投資は必要ですが、年間コストとセキュリティを考慮すると、有意義な投資である場合が多いと思います。

また、これだけ「デザインが重要」「日本の企業はデザインが下手」と言われている中、古いデザインの中で色々な作業をすることは、良い環境とは言えないとも思います。

もしも、お知り合いにWebシステム業者さんがいない場合は、ご相談ください。万能ではありませんので、出来る・出来ないありますが、精一杯ご協力させていただきます。

WindowsXPと個人情報保護法